- あったら幸せになる「医・衣・食・住」を届けるメディア -

[クリニック図鑑Page.01]カフェのような歯科医院そうあいデンタルクリニック

[クリニック図鑑Page.01]カフェのような歯科医院そうあいデンタルクリニック

開業にはお金も時間も勇気も必要。
でも成功すれば自分の志す治療が思う存分でき、患者様にもっと喜んでもらえる。経済的にも時間的にも余裕ができるかもしれません。クリニック図鑑では実際に開業し、より自分らしい空間やコミュニケーションで様々な工夫をしているクリニックを紹介していきます。

カフェのような空間に。

160824_1

観覧車が印象的な神戸の「ハーバーランド駅」から徒歩5分のところにある”そうあいデンタルクリニック”。白めのウッディな床が自然光を柔らかく反射させ、一見カフェのような雰囲気です。待合室には歯医者独特の緊張感はありません。クリニックの院長、荒木幸次さんに開業のきっかけについて伺いました。

開業のきっかけは”向き合う”ため

160824_2

開業までに様々な場所で経験を積んできた荒木さん。患者様との出会いや一緒に働くスタッフと接する中で、”向き合う”ことが一番大切だと感じたそう。治療方針の説明や、緊張感を少しでも柔らげるためのコミュニケーションなど、ひとつひとつのことを大切にし、患者様と”向き合う”こと。

一緒に働くスタッフへの気遣いや働きやすい環境に心を配りスタッフと”向き合う”こと。それを荒木さんらしいやり方で、”みんなが相思相愛”で過ごせるクリニックを実現したいと思い、開業に至りました。

クリニックは落ち着く場所であってほしい。

160824_3

治療前はだれでも緊張しているもの。無機質な空間や、消毒液の独特の匂い、真っ白な蛍光灯の光などもその緊張する誘引かもしれません。荒木さんは、その緊張感を少しでもほぐせる、入りやすくて、過ごしやすい場所にしたかったそうです。

「ほっと落ち着く時、人って本音を言ってしまったりしないですか?そんな場所にしたかったんです。」という荒木さんの”こだわり”ポイントについて更に詳しくインタビューしました。

top-soai700×500

Q:こだわったポイントを3つあげてください。
1つめは、ロゴなどには「2本のライン」を使用して、これには「向き合う」という意味を込めています。
2つめは、パンフレットやホームページには、歯科に対する恐怖感をなくし、より親しみやすくする為にあえて、歯科の実際の写真を使用せず、イラストを使いました。
3つめは、毎日サイトを見て欲しいので、トップページにブログと、カレンダーと天気の表示をしています。”生きている”ホームページってつい見たくなると思うんですよね。

160824_4

Q:クリニックのデザイン・設計、ウェブデザインを手がけてくださった方とはどのように知り合ったのですか?
実は設計してくれた方は、幼稚園時代の幼なじみなんです。ウェブデザインは彼の芸大の後輩だった方です。

Q:内装やウェブなどの制作物などを具体化していく際に困ったことは?
作ってくれた方々のおかげで、ほとんど困ることはなかったですね。良い意味で苦しかったことは、考えれば考えるほど良い案が思い浮かんでしまうから、なかなか終わりがなかった。でも、とことんまで付き合ってくれましたね。

開業は、どうしても焦ってしまうから、制作物もつい早くって思ってしまうけど・・・サイトは実際開業してから作ることに決めて、よりリアルなクリニックをそのまま伝えることにしました。

Q:患者様から内装や雰囲気について反響はありましたか?
かなりあります。「前を通るたびに気になって、いつか来ようと思っていた」とか。「北欧風で自分の家のリフォームの参考にしたい」と言って、写真を撮って帰られる方もいました。待合室から診療室に入られる瞬間も、驚かれる方が多く、歯科が怖かった方も、全く怖く無くなったって言ってくれています。

室内にはほんのりアロマを焚いているのですが、歯科医院特有の薬剤の匂いが全く無いと好評です。おかげさまで、チェアーの数も足りない状況で、予約が取りやすい様に増築を検討しています。

自分らしい空間に。

160824_5insta

実は、クリニックの内装を具現化する時に、複数の会社に相談をしたのですが、どの会社も緊張感のある既存のイメージから抜けられない提案が多かったそうです。妥協しなかったからこそ、自分の理想とする、患者もスタッフも”そうしそうあい(相思相愛)”なクリニックをつくることができたのですね。

INFOMATION
そうあいデンタルクリニック
info@so-ai.jp
650-0026 神戸市中央区古湊通1−2−5-101
Tel:078-351-6770 fax:078-351-6771
http://so-ai.jp

Medicatessen 編集ディレクター / ライター

中尾 妙

クリエティブで医療をもっと素敵に、楽しくできるヒトコトモノをいつも探しています。手芸と映画が大好きで、最近は2人娘のママ業しながら、紙やウェブの制作ディレクターもやってます。

このライターの記事一覧