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外国人患者が日本で快適に医療を受けられる環境を

外国人患者が日本で快適に医療を受けられる環境を

日本に滞在、移住する外国人の人数は年々増加しています。2020年に東京オリンピックが開催されるのを契機に、今後日本を訪れる外国人数はますます増加する傾向にあると考えられています。そんな日本を訪れた外国人が感じる壁が言語です。

2013年に行われた調査では、7割の医療機関が外国人患者の受け入れを前向きに考えており、5割の医療機関が実際に外国人患者の受け入れを経験しています。また、受診する患者の国籍も多岐にわたり、中には英語圏ではない国の患者もいます。

医療機関で働いている人ならば誰しも一度は患者が何を訴えたいのか分からない、こちらが言いたいことを伝えられず歯がゆいと感じたことがあるのではないでしょうか。

実はこの両者の歯がゆさを解消するための団体が日本にあることをご存知でしょうか。今回は医療機関と訪日外国人をつなぐ団体をご紹介します。

在日外国人が立ち上げた「外国人患者への医療情報サービス」機関

JHI_top

Via:JHI

JHI(Japan healthcare info)という団体をご存知でしょうか。
この団体は、在日外国人が立ち上げた「外国人患者への医療情報サービス」機関となります。その主なサービス内容は患者の状態を聞いて、とりうる手段、かかる費用、使える公的サービスを調べて紹介すること、患者の希望にあわせて医療機関とのコーディネートを行うということになります。

公的サービスがなかなか難しく、専門用語が多い日本の医療制度ですが、これならば外国人患者でも安心して受けることができます。

また、日本ならではの医療機関の風習などを伝えるワークショップなどの活動も行っています。外国人患者の中には自国のルールに則った行動をしてしまい、日本の医療機関において非常識患者扱いを受けてしまうことも少なくありません。こうした知識により外国人患者、そして医療機関にとっても相互理解がすすむことはとても意義あること。

医学生で構成された英語で医療サポートを行うボアンティア団体

無題

次にご紹介する団体、Team MEDICSは、何と日本の医学生で構成された団体。医学生たちが医療の知識があり、英語が話せるスタッフとして英語による症状のヒアリング、日本語の問診票の作成、適切な診療科の紹介などのサポートをしています。

また、学生や医療者を対象にして医療英語や海外医療保険等の勉強会も適宜開催しています。
未来の医師ということもあって学生たちも将来のための勉強になるだけでなく、医療機関で働く医療者も後輩たちであるからこそ信頼できるのではないでしょうか。

在日外国人への医療サポートは今後の重要課題

Lost in Tokyo

国際化、国際貢献を理念として掲げている病院は2013年の調査の時点で50%ほどとなっており、今後はますます増えていくことでしょう。

おもてなしの精神も相まって観光地の人気ランキングでも上位に挙がっている日本。言葉の壁によって適切な医療行為を受けられないということはぜひとも避けていきたいものです。
外国人患者の受け入れ窓口の充実や多言語を喋れる医療スタッフの配置を図っているものの、多忙な業務やシフト制の勤務体制によりやはり限度があるように感じます。

今後、このようなボランティア団体をはじめとする対外国人への医療サービスがますます充実していくことを期待していきたいものです。

Via: JHI  | team HEDICS

Medicatessen ライター

Ray

動物・スポーツ・食べることが大好きな、現役看護師。

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