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ポケットサイズのエコー『miruco』が医療の現場を革新する

ポケットサイズのエコー『miruco』が医療の現場を革新する

病棟や往診、訪問看護の現場で、「いまエコーで診られたら...」と感じるシーンはありませんか? そんな医療現場のニーズ応える、革新的な医療機器が登場しました。『ポケットエコー miruco(ミルコ)』です。

今年7月1日に発売されたばかりの新製品ですが、近年の在宅医療推進の流れの中で、導入している訪問看護ステーションも増えているそう。今回は『miruco』が医療の現場において活躍するであろう、4つのポイントをご紹介します。

 

1. 重さ460g、まるごとポケットにINできる

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Via: sigmax

超音波によって体内の状況を確認できる医療用エコー(超音波画像診断装置)は、放射線のような身体的負担がなく、すみやかに診断・病態の把握ができる医療機器です。反面、従来のエコーといえば、操作するのに高度なスキルやノウハウが必要で、かつ機材も大きく、価格も一台数百万〜と高価でした。

『miruco』は、7インチの液晶ディスプレイを搭載したタブレット端末とプロープがポケットに収まる、コンパクトな設計です。重さはプロープを含めてもたったの460g。これなら白衣のポケットに収まるサイズですね。

2. シンプルで直感的な操作感

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Via: sigmax

さらに、操作や設定のシンプルさ・わかりやすさも特徴です。プロープのケーブルをタブレットに刺すだけで、数秒後に起動設定は目的(膀胱、肺、浅部、深部)と、体型(細身、標準、肥満)の2つをタッチパネルで選択するだけで、直感的な操作が可能です。

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Via: sigmax 写真は肺モード

あらかじめ「膀胱モード」「肺モード」といったプリセットもあり、誤嚥性肺炎や尿閉などが疑わしい場合でも画像をみながら手際よく操作できます。アセスメント後にあらゆる可能性を予想しながらその場で体内を検査できるので、迅速・的確に診断をするうえで大きな助けになりますよね。

3. 患者とのコミュニケーションツールにも

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タブレット型のエコーのメリットは、操作しながら患者に画面を見せることができるところ。一緒に体内を見ながら状況説明することで、患者に納得感や安心感を与え、スムーズに治療行為を行うための強力なコミュニケーションツールになりそうです。

4. Wi-fi環境下でデータ共有

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『miruco』は、画像や情報の共有もスマートです。無線LAN(Wi-Fi等)使用環境下であれば、撮影した画像をメールで送信したり、USB接続でパソコンに画像を保存することで、電子カルテに効率的に画像を反映できます。

連続動作時間はフル充電時で約3時間病棟、往診、訪問看護など、幅広いシーンでいつでもどこでも使用できます。

医療機器の進化は、現場の可能性を拡張する

高齢化が進んでいく中で、往診、訪問看護などの在宅医療サービスの利用数は、今後も増加が見込まれます。現場では、限られた条件下で迅速かつ的確な現場判断を求められるケースや、在宅でも安心して医療を受けたいというニーズがますます増えていくでしょう。また、病棟ではMyエコーとして持っていても良いかもしれません。

『miruco』のような医療機器のイノベーションがすすむことで、在宅医療の可能性が広がるのではないでしょうか。

Via: sigmax

Medicatessen ライター

Jaba

仕事と子育て、どっちも全力でたのしむがモットーの編集者・ライター。デザインやものづくりにまつわるイベントやワークショップを手掛ける。

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