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安眠は万国共通の願い?睡眠を自己診断する話題のデバイス「Sense」

安眠は万国共通の願い?睡眠を自己診断する話題のデバイス「Sense」

夏本番のこの時期、何といっても暑さで寝苦しい夜は不快なものですよね。
日々忙しく過ごしている医療者の方にとっても、しっかり身体を休めるために快適睡眠はとても重要のはず。

ちなみに健康グッズを扱う仕事をしている知人の話によると、夏はとりわけ安眠グッズの類がよく売れるそう。
確かにちょっとググるとネットの中でも枕やアロマ、高機能寝具などの安眠グッズ情報がは百花繚乱!気持ち良い睡眠を求める人の多さがうかがわれます。

今回は、アメリカのベンチャー企業、helloによって開発されたちょっと興味深い睡眠サポートシステム、「Sense」ををご紹介します。

寝ている間の環境と、快眠度をセルフチェック

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Via:hello

Senseを構成するのは、球体のオブジェのような本体、枕に装着する円形クリップのようなSleep Pill、そして2つのデバイスはBluetoothでスマホの専用アプリと連携します。

本体は光、音、温度、湿度、空気中の微粒子などを計測。
一方、枕にセットするSleep Pillは、6軸加速度計、ジャイロスコープを内蔵しており、寝返りなどのユーザーの挙動を検知し、記録します。

これら2つのデバイスが検知した睡眠中の環境データ、ユーザーの挙動データがアプリに送信され、総合的な睡眠環境を「見える化」してくれるというしくみ。
つまり、どのような環境のときに良く寝られているのか、また、あまり寝られていないときはどのような環境なのかがスマホで確認できるということです。

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Via:hello

サイドテーブルの上に置かれた白い球体が本体。インテリア雑貨みたいにスタイリッシュ。

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Via:hello

ユーザーが寝ている間の挙動を記録するSleep Pillは、クリップのように枕にとめます。身体に装着する必要がないのでユーザーにストレスがかかりません。

昨夜の睡眠は何点?

Senseの発想が新しいのは、「これを使うと安眠できる」というグッズなのではなく、自分では見えない自身の睡眠を客観的に分析した上で、「自分にとっての安眠」はどのような環境でもたらせるかという指針を示してくれるということ。つまり、安眠のための自己管理ツールといえるのではないでしょうか。

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Via:hello

アプリは、Sleep Pillから送られるデータをもとに、昨晩の眠りの質をスコアで評価。さらに、本体からの環境データとリンクすることで、「温度と湿度が高すぎる」「部屋がほこりっぽい」「明け方頃、外の車の音がうるさかった」などと、安眠をさまたげた要素を分析し、アドバイスをしてくれるのです。

さらに本体のスピーカーやアラーム機能により、室内の環境が安眠に適しているときは緑色に光ったり、ユーザーの睡眠サイクルに合わせて適切な時間にアラームを鳴らせたりすることもでき、自ら安眠のための環境を整えるサポートをしてくれます。

開発・販売を行うhelloは、このプロジェクトをクラウドファンディングサイト、キックスターターで2014年に立ち上げました。
驚くべきは、目標額の10万ドルをわずか数時間で達成、最終的には200万ドルもの資金の調達に成功したのだそうです。
これは、それだけ「快眠」に対するニーズが高いということにほかなりません。

健やかな生活を送るために欠かせない、質の良い睡眠。
それをサポートするノウハウの共有や、身近に取り入れやすいグッズの開発が、さらに待たれます。

Medicatessen 編集ディレクター / ライター

Sanae

食べ歩きとアウトドアを愛する編集者。

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